瞑想を続けてみた結果|経営者として物の見方が変わった話

気になっていた瞑想に取り組んでみる

経営者として瞑想なんて意味あんの?常に迷走(笑)状態なんですけど?的な言葉が聞こえてきそうな気が…。かくいう僕もその一人。

なんか胡散臭いなぁと思いながらも、経営者として実は少し気になってるって人も多いんじゃないかな…と思い試してみました。

結果から先に言います。絶対やったほうが良い!です。

瞑想のことを心理学では「注意を特定対象へ持続的に向けたり、現在の経験を評価せず観察したりする認知的訓練」といいます。

瞑想を始めたきっかけ

きっかけは事業でトラブルがあり、かなり落ち込んでいたときです。

今から思えばその時期はまだ奈落の底まで8合目ぐらいの位置だったように思います。

休日にたまたま弟が家に遊びに来た時に、弟が僕の様子がおかしいというのに気が付き、「どうしたん?なんかあった?」と…。

二人っきりで正直にすべてを話しました。
僕と弟は今でもそういう関係性を維持できてるんでしょう。

「精神的にかなりきつい状況」だということを伝えました。

嫁や家族からも相当心配されていた状況だったので、見た目で分かったのでしょう。

「兄ちゃん、表情がない。人形と話してるみたいよ」と言われました。

これは正直うつ病ってやつだな…と直感では分かっていたものの、どうして良いかも分からず。ましてや病院に行くなんて選択肢はその当時の僕には全くありませんでした。

ただ、弟は相当心配したらしく、「あの兄貴がこんなになるのは初めて見た。尋常じゃない。このままでは自〇するんじゃないか?」ぐらい思ったのでしょう。

すぐに弟が同居している母に相談したようで、せっかちな母(キリシタン)は教会の知り合いにすごい先生がいる病院があるから、明日の9時に無理言って予約してもらったけん行ってきて!」と。

人の予定も聞かずになんて勝手にことを…と思いましたが、どうやら嫁と連絡して決めていたようです。

ちなみですがに僕の父は医者でした。僕が29歳の時に57歳の若さでこの世を去りました。

母からしてみれば、愛する家族をもう誰も失いたくないという想いだったのでしょう。

精神科の診断

精神科に行くのは初めてだったので、すごくネガティブな先入観を持っていました。

どうせ叫んだり一人でブツブツ言ってるような奴らが沢山いるんだろ?ついに僕もその仲間入りか…的な勝手なネガティブイメージ。

しかし、現実は全く違いました。

まずは別室で看護師さんに今までの人生と今回落ちこむに至った経緯を1時間程ヒアリングされました。

そんなことまで聞いてどうすんの?ってことまで聞かれましたが、本当に詳しく僕の状況をレポートにまとめ先生に提出してくれました。

待たされること30分ぐらい。恐らくですが先生はその間レポートを読み、今、僕の中で何が起きてて、何が必要なのか?を考えてくれていたのではないでしょうか?

先生の言葉が瞑想のきっかけになる

「保科さーん。奥様も一緒に1番診察室へお入りください。」とのアナウンス。

緊張という感情すらも無くしていた状態でしたので、何も気にせず診察室へ。

先生は高齢な方(70歳ぐらい?)でした。

じっ~と僕を見つめ、最初の一言。

「よく頑張ったね。まずはここまでやってこれた自分を褒めてあげなさい。普通の人はここまで戦わないんだから。
よくここまで戦ったよ。子供達4人も育てて、家庭円満で経営までやってるんだから。
普通じゃ出来ないんだから。経営者だからたまにはこういうこともあるよ。」と。

正直涙が止まりませんでした。人前であまり泣くことはないタイプのはずでしたが、嫁がいるにもかかわらず涙が止まりませんでした。

「ここまでやれたことはすごいことだよ。そしてここに導いてくれたお母さんに感謝しなさい。」

その言葉を最後に僕の涙が止まるまでじっと待ってくれていた先生。

数分後、落ち着いた頃に先生から聞かれた最初で最後の質問。

「このまま様子見る?それとももう一回戦う?戦うにはもっともっと自分を見てあげないといけないよ」と。

1~2分ほど考えたでしょうか。「まだ戦えんのか俺?まだ戦う気力があるのか俺?」と自問自答を繰り返し、絞り出した言葉…「戦います」。

瞑想の始まり

先生から、君は今「半うつ」という状態にあり、右にも左にもいく非常に危険なところに立っている。

もし少しでも右側に振れたら鬱病になってしまう。一度鬱病なったらそう簡単には帰ってこれない。

鬱病とはそれだけ難しい病気なんだ。
一生治らない人も沢山いる。
だからもう酒は呑むな。

酒は気持ちいい時に呑むと効果はあるが、今の君には毒にしかならない。

経営者だから会食も多いだろうけど、絶対に吞むな。だから酒が呑めない薬を出す。

これを毎朝奥さんの見てる前で飲みなさい、と「シアマナイド内用液」という液体を貰いました。

これを飲んで24時間以内に少量でもアルコールを入れると泥酔状態になるらしいです。

間違ってジョッキ一杯とか呑んだらあの世いくよ」って(笑)そりゃ吞めんわな…って。

病院からの帰り道、少し前に半うつ状態の時にみたYouTubeのことが気にあり、帰宅して見返してみました。

それが僕の瞑想の始まりでした。

最強の経営者アルファベットCEOスンダー・ピチャイもやっている瞑想法を始めてみる

アメリカ脳科学者アンドリュー・ヒューバーマン著書「スタンフォード式 究極の6分間瞑想 脳を物理的に変え、最高のパフォーマンスを引き出す科学的メソッド」より引用

アンドリュー・ヒューバーマン博士(スタンフォード大学終身教授。神経科学・精神医学・行動科学を専門とする)。著書もありますが動画で「【6分で人生が変わる。スタンフォード大学認定の科学的瞑想法】」というのもありますので、最後にリンク貼っておきます。

この著書によると、スタンフォード大学の研究でこの瞑想方法を行った結果、科学的に証明された効果は以下の通り。
実際の企業データとしては、某テクノロジー企業:創造性スコア380%向上。同企業:離職率70%減少、職場満足度過去最高記録だそうです。

普通そんなことある?って思うじゃないですか?ただ、この時の僕は「自分を見つめる方法を知らない」状況だったので、一度試してみるか?と単純な気持ちで始めました。

具体的な瞑想方法

詳しい瞑想方法は動画を見て貰えれば分かると思いますが、簡単に言うと人間には「内面的」な人間と「外面的」な人間の2タイプがあり、内面的な傾向な人は将来のことや予期せぬことに不安を感じ、それがストレスになる。

逆の「外面的」な人は周りの目ばかり気にしてしまい自分をおろそかにしてしまう。

まずは自分がどっちのタイプなのかを瞑想で認識し、内面的なら外面的に、外面的なら内面的に無理やり持っていく。

そうすることで普段使わない脳の神経回路を新たに作っていく。
ここがスタート地点です。

この訓練を行うことで普段通らない道を認識し、そのセンターポジションをキープ出来れば大成功。

そして更にもう一つのアプローチ。
これがすごい。
これには正直驚きました。

感覚神経のない脳のど真ん中に意識を集中させるという方法です。

実際にここには神経回路が何もないので脳手術の時も麻酔を掛けない箇所らしいです。

そんな人間の脳の不思議な部分。ここにアプロ―チを掛けてみました。

「なんだこれ?どうなってんだ?」衝撃を受けたのが、この脳の中心に意識を集中させようとすると、脳がすごく嫌がるってこと。

言葉で説明するのはなかなか難しいのですが、例えば額に集中してとか後頭部を意識してとかって言われれば大抵の人は出来るでしょう?

ただこの中心部分は全く違うんです。

意識が脳の中心にどうしてもたどり着けない。

近づこうとすると逃げるんです。
僕の場合は何故か必ず反時計回りにクルクルと逃げる。

そんな馬鹿な!と思うでしょうが、これは僕」の実体験です。

1週間ほどチャレンジしても触らせてもくれない、上下左右からアプロ―チとしても反時計回りに逃げる。これの繰り返し。

経営者としても考え方が変わった

何度繰り返しても逃げるので、少し考えてアプローチ方法を変えてみました。

意識を集中させるのではなく両手で包み込むようにしてみた。
「俺は敵じゃないぞ。あなたの主人ですよ」と。

すると…、数秒ではあるが包み込めた感があったんです。

これは!と感覚を覚えているうちに何度も繰り返しましたがその日はその一度キリ…。

それでも懲りずに何日も続けていくうちに、コツを掴んだのか、今では真ん中に2~3分ほど集中できるようになりました。

まるで宇宙(深海?)の中に小さな光る点だけがあるような感覚です。
時々ですが、気付いたらよだれが垂れてる時もあります。

僕は毎朝この瞑想を10分続けています。内面3分、外面3分、中心4分の計10分。

たったの10分ですが、幼少期に長年剣道をやっていたせいか正座をしてやるとしっくりくるんです。

瞑想のおかげなのか、恐らく今僕は限りなくセンターポジションに近い場所をキープできている気がするんです。

まず怒らなくなったように感じます。怒りの感情がかなり薄まったのです。

以前は「なにを~!」って怒りが表情や言葉にまで出ていましたが、今は怒っている相手にも「ああ、あなたはそういう考え方なのか?」という感じで冷静にいられるんです。

脳科学的には珍しいと言われているα波とβ波が同時にしっかり出ている状態。

いわゆるリラックスしながら集中してる状況なのです。
なので疲れない。全く疲れない。

睡眠時間も5時間ほどで十分だし、ほとんど夢も見ない。

今は執筆作業や資料作成などの普段ならめんどくさい作業も何時間でも連続で楽勝で出来ています。

まとめ

めちゃくちゃ簡単に書こうと思いましたが、気が付くと長文になってしまい失礼しました。

ただ、経営者は判断するときに高ぶりすぎた感情が邪魔をして間違った選択をすることも多々あると思います。

僕はこの瞑想で情熱とともに冷静さを手に入れた感覚なんです。

笑いながらフルマラソンを走ってるような感じ…?
ちょっと違うか(笑)

もし成長が止まった気がする・正直衰えを感じ始めているという方は騙されたと思って1週間ほど試してみてください。

たったの10分ですから。1週間10分早起きすれば良いだけです。

何か気にあることがあったら何でも聞いてください。

我が社の経営理念は「日本企業のスリム化・強靭化を伴走支援し、再び世界で戦い続けられる企業を次世代へ繋ぐ」です。

皆でスリム化し強靭化していきましょう!

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

YouTube「誰でも一度で覚える最強の6分間脳科学瞑想法|アンドリュー・ヒューバーマン」

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NAOTAKA HOSHINA
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