1シーンの切り取りでは真実は見えない
先日、小学5年生の娘から、衝撃的な言葉(ある程度予想はしていましたが…)を聞きましたので、これはいかんと思い、少しタブー気味ではありますが、「史実」について書こうと思います。
という僕も、40年前にはなりますが、学校ではそう習っていたので、今も変わってないんだろうな?…とは思ってました。
が、実際に我が娘から聞くとやっぱりか…と。
以下が小学5年生の娘との会話です。
娘「父ちゃん、第二次世界大戦ってさぁ、日本が真珠湾を攻撃したから始まったんだよね?」
僕「ん?誰から聞いたん?」
娘「今日学校で先生から習った」
僕「そうなん。じゃあ、なんで日本が真珠湾を攻撃したかは教えてもらった?」
娘「ううん。真珠湾を攻撃したから戦争が始まったって聞いた。日本が始めたんだって」
この後、娘にこのような質問を投げかけました。
僕「この間スマホ買ってあげたよね?自分で【ABCDほういもう】って言う言葉と【パリこうわ会議】ってのを調べてみ。
先生が言ってるのは、例えばさーちゃん(娘の略称)がクラスみんなの前でいじめは良くないよ!って言ったとするやん?
そしたら、いじめっ子からしたらよく思われないよね?
それで「あいつ転校生のくせに生意気だ」ってなって、今度はさーちゃんがいじめの対象になったとするやん?
めちゃくちゃ嫌がらせにあって、我慢できんくなって、さーちゃんがいじめっ子を叩いたとするやん。どっちが悪いと思う?」
娘「う~ん。叩いたのは私が悪いけど、いじめっ子の方も悪いと思う」
僕「そういうことよ。叩いたってことだけを切り取ったら叩いたさーちゃんだけが悪いよね?でもその前のことを知ってたら全然意味が違うでしょ?
あの時代はそういう時代やったんよ。
これ以上は父ちゃんから聞くより自分で調べてみ。そしたら先生の言ってることが分かるようになるよ」
これは僕、いやほぼすべての日本人が受けた切り取り教育と全く同じでした。
イギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビーの言葉とされる「自国の神話や歴史を学ばなくなった民族は100年以内に必ず滅びる」という言葉を体感した日でもありました。
洗脳の解き方は己次第
僕もこの「歴史教育」を受けて育ってきた日本人の一人です。
日本だけが悪かったと。日清・日露戦争で勝って調子に乗って世界を敵にしたと。
ある意味「嘘」ではない。ただ前後のシーンが切り取られている。
「切り取りによる印象操作」ってやつでしょうね。
最近でも懲りずにあの手この手を使ってやってる人たちがいますが、インターネットやSNSが普及し、自ら勉強する人達が増えてきているのもまた事実。
更に一度真実に気付いた人は全てを疑いだし、更に真実を求めだす。
そんな人が昔より増えてきていると実感しています。
2024年のアメリカ大統領選挙はそれのいい例でしょう。
ほとんどの報道では「カマラハリス圧勝」としか報道してませんでしたよね?
良い悪いは別にして今はどうですか?「カマラハリス」って言葉すら聞かないですよね?
子供達には「物事というのは片方から見ているだけでは真実は見えない。
360度から見る努力をしないと真実は見えないよ」と教えています。
僕が切り取りに気付いたきっかけ
今でも覚えています。20代前半。
東京で音楽をやっていたころです。
優しかった祖父がこの世を去りました。
僕にとってはめちゃくちゃ優しいじいちゃんで、怒ったことを見たこともないぐらい優しい人でした。
戦争で被弾し鼓膜が破れ片耳が聞こえなかったじいちゃん。
それでもめちゃくちゃ優しくて、大好きだったじいちゃん。
地元福岡での葬儀を終え、東京に戻って数日たったころです。
どうも心のもやもやが消えない。
じいちゃんが亡くなったということではなく、あんな優しいじいちゃんが戦争で残虐なことをしたなんて考えられない。
どうもおかしい?というもやもやが生まれたんです。
そして調べました。インターネットは普及したばかりで動きゃしない。
なので図書館に行って調べました。
隅から隅まで。
じいちゃんたちの時代に何があったのか?を。
そして本当の過去500年の史実に触れた瞬間。
僕の中で怒りと喜びが同時に爆発しました。
やっぱりじいちゃん達は悪いことはしてなかった!
僕が受けた教育がほとんど「切り取り」だったと気づいた瞬間でした。
切り取りに気付いた時の人間の知的欲求は凄いです。
日本の歴史教育は縄文時代から江戸時代あたりまではわりと丁寧に教えますが、近代史、特に明治維新あたりから戦後までの近代史がサクッと省略されています。
よくよく考えたらおかしいですよね?
縄文時代とか平安時代とか1,000年以上前の歴史や江戸幕府何代将軍は誰か?とかはめちゃくちゃ教えるのに、近代になってからの他国とのいざこざについてはさわり程度しか教えず、「ペリーが黒船で浦賀にやってきて鎖国をやめて開国した」
「日本が真珠湾攻撃をして戦争がはじまり、長引く戦争を終わらせるために仕方なく原爆を落とされてやっと平和が訪れた」
これで終わりです。
小学校の高学年になってからサクッと「日本が侵略戦争を始め、他国に悪いことをした」で終わり。
そんな切り取り話を鵜呑みにしていた自分を情けなく覚えました。
日の丸ニッポンの復活に欠かせない史実
スマホでYouTubeやゲームに無駄な時間を費やし、自分探しの果てに若者が自ら命を絶つ。
我が国の祖先が自らの命を犠牲にしてまで我々に託してくれた未来。
先人たちが本当は何をしたのか?何を託したかったのか?も知らずに生きる人生。
そこに背骨があるのでしょうか?
良い悪いではなく、そういう時代背景だったということを理解したうえで先人達の想いを受け止めて生きていくべきではないかと思います。
本来であれば教育を変えなければなりません。
切り取り教育さえ変われば日本は復活すると思ってます。
しかし、そこには強大な利権との戦いが待っています。
正直、今のままでは勝ち目はほぼゼロです。
唯一の光は「自らで本当の史実を学び解く」。
これしかありません。
今ではXやYouTubeで史実を語ってくれている人が沢山います。
少しずつではありますが目覚めの時が近づいてきている気はします。
子供達には「歴史は360度から見て考えたら先人達が何を託したかったのかが分かる」と教えています。
残念ながら我が国にも非は少なからずあったでしょう。
そこは否定はしません。
では何故世界中、スペインポルトガル語・フランス語・英語が母国語の国が多いんだ?と問いたい。
1919年、世界会議で唯一人種的差別撤回を訴えた我が国日本。
負けたら悪ですか?
僕は嫌です。
じいちゃん達は正々堂々と戦って負けた。
負けは認める。
しかし、正々堂々と戦った者を辱めるような教育には納得がいかない。
日本のみならず他国も同じです。
自国の歴史こそが背骨です。
史実を知っている人は、せめて自分の周りには史実を伝える義務があるのではないでしょうか?
我々の「今」は先人たちの命により繋いでもらった「今」です。
僕の「今」も例外なく先人たちのおかげで成り立っています。
8月が近づくにつれ当たり前の感謝を忘れないよう自分を律する毎日です。
再び世界で輝く「思いやりのある日本の文化」を次世代へ繋がなきゃと思う毎日です。
本当はもっと詳しく話したいのですが、この辺で終わりにします。
最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました。