U16サッカー日本代表次男坊剛(ゴウ)の話
我家の次男坊剛(ゴウ)は異常なまでの闘争心でサッカーU16日本代表にまで選ばれました。そんな次男坊から教わったことは何があっても「チームのために闘うガッツ」です。
我が家は奥さんのおかげで4人の子宝に恵まれました。男男男女の4人兄弟です。
しかも、なぜか僕自身も全く同じ男男男女の4人兄弟の次男坊です。
僕も次男坊なので、次男坊ゴウの気持ちがなんとなく分かります。
前の投稿でも書きましたが、僕はガチガチの北の某国のような管理家庭で育ったので、逆に子供たちに対してはひたすら「好きなことをしなさい」という教育を行いました。
兄弟という関係
ゴウは小学生の頃は身体も小さく体力もなく走れない子でしたが、異常なまでのファイティングスピリッツがある子でした。
中学二年生の時に、何かスイッチが入った気がします。
その後の福岡県大会でも優勝するほどメキメキとチカラをつけていきました。
福岡県の高校サッカー界はかなりのサッカーの激戦区で、近年は「王者東福岡」vs「新世代飯塚」のほぼ二強の体制となってます。
ゴウの兄である長男テツは「王者東福岡」で5番を背負い全国大会にも出場し、卒業後はドイツリーグで戦いました。
兄が東福岡なら弟も東福岡だろ?となるのが普通だと思うのですが、ゴウは「新世代飯塚」を選びました。
次男坊ゴウいわく、「もう兄貴とは比べられたくない。俺は俺なんだ」と。
嬉しいことにゴウには東福岡・飯塚両校から。そして県外の強豪校からも多数熱烈オファーがありました。
東福岡側からは長男テツに対して「弟をなんとか頼む」というプレスもあったようでしたが、長男テツもなかなか芯のある男で、「弟の人生なんで、僕がとやかく言いたくないです」と伝えたそうです。
結局ゴウは、長男とは違う環境で戦いたいという意志が強く、飯塚高校に進みました。
怪我を恐れない勇気
サッカーは、一人でもサボるとチームが崩れるスポーツなんです。
ゴウが務めるボランチという真ん中のポジションは、360度から敵が襲いかかってくる過酷なポジション。判断時間はほぼない。
ボールをもらう前に次のプレーの選択肢を考え、0.1秒で選択し実行する。
「検討します」が通用しないのがボランチなんですよね。
そしてボランチは、チームのために誰よりも走り身体を張る。
ファールをもらえればチームのチャンスになる。
自分のことよりも、チームの勝利のために身体をはることを「いとわない男」でした。
今でも鮮明に覚えています。
熊本県の強豪「大津高校」との九州大会でのことです。
相手もさすがの競合大津高校。0-0で拮抗した試合でした。
前半飯塚が押し込む展開時、相手ペナルティー内でボールがごちゃつく場面がありました。
その時です。
たまたまゴウの1メートル前あたりで、ボールが胸の高さほどに浮きました。
当然、相手はキックでボールクリアを選択します。
ここがゴウの面白いところ。
ゴウは相手が蹴るということを瞬時に予測し、ボールと相手の足の間に自分の頭を突っ込みました。
そうなると相手の足はボールではなくゴウの頭を蹴ることになります。
ペナルティーエリア内なのでPKを頂くことが出来ます。
ただし、代償も大きい。側頭部を蹴られたゴウはかなり出血していました。
サッカーというスポーツは出血すると止血するまでピッチに立てないというルールがあります。
そんな血まみれの中、ゴウはチームメイトと審判に対して「すぐ止血して俺が蹴るからPKは待っとけ」と言い放ちました(笑)
いやいや、だいぶ出血しとるやん…。さすがに無理やろ…と。
結局、止血中に仲間がPKを決め先制するということになりました。
裏方の評価をしよう!
僕がここで伝えたいのは、仲間のために献身するということ。
頭を蹴られケガをするということが分かっていながら、チームのために頭を突っ込む。
結局5針ほど縫うことになりましたが、僕はゴウを誇りに思いました。
ビジネスでも同じだと思います。
一人欠けるとその負荷が他の社員に転嫁され疲弊する。
そしてサービスの品質が低下し、売上が伸びなくなる。
皆さんの会社にもいると思います。
点取り屋(営業)のような派手なポジションではないにしろ、地味に頑張っている社員が。
ウチの会社で言うとコンサルタント部門です。
ウチのビジネスモデルはパートナーから法人の決裁者を紹介してもらい、営業がコスト削減コンサルの契約を締結してくる。
そしてコンサルタントがコスト削減を実行するというスキームです。
コンサルタントは地味でメンタルを削られる実働部隊です。
ただ僕は、皆平等に評価をします。
パートナーにも営業にもコンサルタントにも「いてくれているだけで感謝」です。
保科というアホに付き合ってくれてありがとうと。
電話を取ってくれるだけでも頼もしいですし、契約書の内容を精査してくれる法務もそう。
直接売り上げを作ってくれる「営業」以外にも、地味に会社を支えてくれている人がいるんです。
そうやってチームが強くなり、企業が強くなる。そして日本国が強くなる。
そういう想いでこの記事を書きました。
ちなみに今ゴウはアメリカの大学に行き、サッカーをしています。
LinkedIn友達の井本 正博さんにも大変お世話になっています。
こうやってLinkedInの皆様に助けられていることに感謝しかないです。
これからも僕のくだらない話にお付き合いください(笑)